[2016年7月2日]第9回東京CTテクノロジーセミナー

第9回東京CTテクノロジーセミナーに多くの方のご参加を頂きました。
ご参加頂きました皆様には、御礼申し上げます。

今回は「CTにおける臨床技術」というテーマにて企画致しました。

技術講演では、2機種のワイドカバレッジCTを使用されている日本医科大学付属病院の工藤正寿先生にそれぞれの装置の特徴やその使い分け等について御講演頂きました。

メーカ報告では、各CT関連メーカ様より最新技術をいかに臨床に生かしていくかを中心にご報告いただきました。

教育講演ではTBT法の開発者であるJCHO 北海道病院の山口隆義先生にTBT法を開発に至った経緯から原理と臨床応用について御講演頂きました。TBT法は冠動脈CT検査だけでなく現在は全身の検査に応用されており、的確な撮影タイミングを得る事は造影剤量の適正使用にもつながり非常に大切な技術であると再認識致しました。

特別講演では聖マリアンナ医科大学の小林 泰之教授より「これからの画像診断における診療放射線技師と放射線科医の役割」というテーマで御講演を頂きました。昨今、大量の画像データが産出されているが、その利活用や注意点を中心に御講演をされました。特に放射線科医と診療放射線技師がいかに手を取り合い患者様に貢献できるかとメッセージには感銘を受けました。

最後になりますが、御講演いただきました先生方には改めて御礼を申し上げます。

テーマ :CTにおける臨床技術
開催日時:平成28年7月2日(土)14:00 ~ 18:40   
開催場所:エーザイ株式会社 本社5階ホール
〒112-8088 東京都文京区小石川4-6-10
参加費:1,000円

プログラム
14:00~14:05
開会のご挨拶
当番世話人:北里大学北里研究所病院 小林 隆幸

14:05~14:15
製品説明
CTT学術集会共催メーカ:エーザイ株式会社

14:15~14:40
技術講演
「臨床におけるワイドカバレッジCTの有用性について~Revolution CT & Aquilion ONE~」
座長:国立がん研究センター中央病院 鈴木 雅裕
演者:日本医科大学付属病院 放射線科 工藤 正寿 先生

14:40~16:10
メーカ報告
「CT画像のためのTechnology」
司会:江戸川病院 佐藤 英幸、慶應義塾大学病院 南島 一也

アミン株式会社/株式会社AZE/株式会社日立製作所/
株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン/
シーメンス・ヘルスケア株式会社/GEヘルスケア・ジャパン株式会社/テラリコン・インコーポレーテッド
東芝メディカルシステムズ株式会社/富士フイルムメディカル株式会社

16:10~16:30
コーヒーブレイク

16:30~17:30
教育講演
「TBT法の開発と臨床応用」
座長:順天堂大学医学部附属順天堂医院 木暮 陽介
演者:JCHO 北海道病院 放射線部 副技師長 山口 隆義 先生

17:30~18:30
特別講演
「これからの画像診断における診療放射線技師と放射線科医の役割」
座長:北里大学北里研究所病院 小林 隆幸
演者:聖マリアンナ医科大学 先端生体画像情報研究講座 特任教授 小林 泰之 先生

18:30~18:35
閉会のご挨拶 
次回当番世話人:東京慈恵会医科大学附属柏病院 庄司 友和

19:00~19:05
TCTT学術集会共催メーカ挨拶:エーザイ株式会社