「東京都内の医療施設を対象としたCT装置の撮影線量における実態調査」 に対するご協力のお願い

東京 CT テクノロジーセミナーでは 2023 年度における共同研究の一環として、下記の調査を行っております。

医療法改正に基づき、2020 年 4 月より、診療放射線に関わる装置を備えている全ての医療機関は、放射線診療を受ける者の当該放射線による被ばく線量の管理及び記録が義務付け られており、その基準として J-RIME (医療被曝情報研究情報ネットワーク)による診断参考 レベルが設定され、医療現場で活用されております。全国調査と比較するうえで非常に参考 になる一方、CT 装置では列数や再構成技術などによる違いが被ばく線量には大きく関係す ることが考えられ、基準は異なるものと考えられます。

そこで全国で最も多くの病院が開院されている東京都内おいて、CT 装置の列数や技術を 基準にした診断参考レベルの違いに関して調査を行って参りたいと思っております。つきましては、本調査についてご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。


【実施要項】

<調査期間に関して>

本調査では、2022 年 1 月 1 日から 2022 年 12 月 31 日に実施された CT 検査を対象としています。過去のデータを活用した後ろ向き研究となりますので、各施設で管理されている線量レポートまたは被ばく線量管理ツールなどを参考に Excel シートに入力お願い致し ます。

<対象患者について>

  •  CT 検査時における年齢が 20 歳以上の患者を対象とする。
  •  CT 検査時における体重が 50~70kg の患者を対象とする。

<Excel シートのダウンロード方法>

本調査で用いる Excel シートは下記からダウンロード可能です。

*線量調査にご回答いただきましたご施設様に対しましては、集計結果の開示と各施設の 装置に合わせた線量比較ツールを作成し、お返しさせていただきます。

<Excel シートの入力方法>

Excel シートの入力方法は、こちらの動画をご覧ください

<データの提出>

入力いただいた Excel シートを下記のメールアドレスに送信してください。お送りいただいたアドレス宛に本調査の結果と調査結果を基に作成した線量比較簡易ツールをお送りさせていただきます。

メールアドレス:tctt.radiationdose@gmail.com 
提出期限 :2024 年 2 月 28 日


<お問い合わせ>
順天堂大学医学部附属順天堂医院  佐藤 英幸  
メールアドレス:h.sato@juntendo.ac.jp