第109回TCTT主催講義
「CT研究を続けるコツ(得意分野を作ろう)」
【日 時】
令和元年9月20日(金)19時00分~20時00分
【募集期間】
平成28年8月1日~8月31日
【場 所】
東京逓信病院 管理棟5F 小講堂
〒102-8798 東京都千代田区富士見2-14-23
【講 師】
藤田医科大学医療科学部放射線学科
准教授 辻岡 勝美 先生
【参加条件】
診療放射線技師
【募集人数】
30名
【講演内容】
現在、CT研究にはいろいろな分野があります。撮影技術、造影技術、画像評価、被ばく管理・・・。また、それぞれはCT装置やCT技術で細分化されます。多くが興味ある内容で、「あれも面白い、これも面白い」と思っている人が多いと思います。では、自分について考えると、「何が得意なんだろう」と感じることもあるでしょう。
自分の研究が医療の役に立つには・・・・
私の個人的な意見ですが、「広く浅くより、狭くても深く」がよいかと思います。
深くやっていれば、自然に広くなるものです。
以前、私の指導した学生を例にとって見てみると、「おまえはサブトラクションに重点を置いて研究を進めろ」「おまえは静脈造影を重点に置いて研究を進めろ」などと専門分野を指定して指導しました。
現在、サブトラクションはDual Energy CT、Photon counting CTの基礎技術でありますし、静脈造影は低コントラスト検出が重要問題となっています。他の研究に目が行きそうですが、「自分の研究はこれだ」という方向が決まれば、他の研究を参考にして自分の研究のネタにもなります。
今回、現在のCT研究の状況と、「今、進めるべき研究」についてお話したいと思います。
(辻岡 勝美)
【参加料金】
500円
【企画担当】
東京逓信病院 放射線科
齊藤 謙一
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