Tokyo CT Technology Seminar

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[TCTT主催講義] Dual energy vs. IQon Spectral CT

順天堂大学医学部附属順天堂医院 放射線部 工藤晃

 2017年11月22日(水)に第91回TCTT主催講義『Dual energy VS IQon Spectral CT』がPHILIPS品川本社ビルにて開催されました。

 今回はIQonのデモンストレーション機を3台用意していただき、講義開始前にIQonの体験会を行うとともに、東京女子医科大学東医療センターの福井利佳先生、およびフィリップス・ジャパンの草山裕介先生を講師にお迎えし、講義をしていただきました。

 IQonの体験会では早めの開始時間にもかかわらず多くの方にご参加いただきました。実際の臨床データを基に仮想単色X線画像、ヨード密度画像、および実効原子番号画像など、各種スペクトラル画像の確認や、様々な画像処理・解析などを実際に体験していただくことができました。

 講義では、まず、福井先生にdual energy全般を基本原理から臨床について講義していただきました。身の回りにある物質を例にとり、dual energyの原理をわかりやすく説明していただきました。また、実臨床例を用いてdual energyがどのような症例で有用なのかを示していただきました。

 次に、草山先生からIQon Spectral CTの原理について講義いただきました。従来のdual energy CTは「事前にdual energy 撮影を追加する判断が必要」、「診断の標準となっている120kVp画像が同時に取得出来ない」、「仮想単色X線画像の画質」、および「dual energy データの位置ずれや時相ずれ」などが課題です。これらを克服したIQon Spectral CTはその臨床的な有用性だけでなく、今後dual energyの領域に様々なエビデンスをもたらしてくれるのではないかと思いました。

 本講演では従来のdual energyおよびIQon Spectral CTについて基礎から最新技術まで幅広くご講演いただきました。今後も様々な臨床適応が期待される領域のため、さらに発展していくことを期待し、またその先の技術であるphoton counting CTへと繋がると思いました。

 最後に、ご多忙の中、講師をしていただきました東京女子医科大学東医療センターの福井先生、フィリップス・ジャパンの草山先生をはじめ開場設営にご協力いただきましたフィリップス・ジャパンの皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。



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